外さないで食事できるマスクを作る
2009-5-4 木曜日
●体で滝見
最近花粉症が流行ってますね。
豚インフルエンザも怖いですが、
かかったら怖いのはやっぱり花粉症です。
どこにいても寒くなくても鼻水が出てしまう不思議な病気で、
私もメタボの次くらいにこまっていますが、
われわれ人類が開発したすばらしきグッズ、
マスクをつけるとかなり楽になれますよね。
花粉症の方はわかると思いますが、
やはりマスクというのは1秒たりとも外したくないですよね。
電車の中でも、劇場でも、はたまた砂浜でも風景になじんでくれるという
すばらしい特徴のあるマスクですが、
どうしても外さなければならない場所があります。
それは食事の席です。
マスクは穴が開いていないので、
食事のときはどうしても外さなければならないのです。
でも、皆さんはマスクを外したくない…
このジレンマを解決するには…
つけたまま食事できるマスクを作る
ですよね。
ということで、世の花粉症の方々のために作ってみました。
●不器用のキワミ
このために用意した品を並べてみました。
ディスカウントストアで特売していた普通のマスク、
3色のジッパーです。
3色のチョイス理由ですが、
白は他の人から見えにくくするため、
ピンクは女性向けでもあり、
他人にピンクの部分が口だと勘違いしてもらうため、
抹茶色は外見を気にしないカッコイイあなたに。
どれを選ぶかはあなたしだいです。
さて、それでは作成していきます。
まず、マスクを一回つけて口の位置や幅を確認して
そこに印をつけておきます。
こういう作業は楽しくて好きです。
でも、すごく…不器用です。
口の位置を指でつまんでおきます
印をつけます。無難にマーカーでいいと思います。
次に、口の幅をもとにジッパーに印をつけます。
ここで短すぎたりすると大変なことになるので重要です。
あ、ちなみに今回は白のジッパーを使いました。
白のジッパー
ちゃんと計りましょう。
印をつけたら、次に裁断します。
これを作る前に裁断の方法がわからなかったので、
裁縫道具屋さんなどに聞いてみましたが、
「切っちゃうと端についてる車止めも取れちゃうので危険です」
と仰っていました。
不安になりましたが、やってみないとわかりません。
ということで、切ってみます。
何で切っていいかよくわかりませんでしたが
ふつうのはさみでやってみました。
ちょっきん
結構簡単に切れます。
ふつうのはさみでも案外切れてほっとしました。
さて、問題の車止め(?)ですが、おそらくこれでしょう。
これ
両側についているので切るときに必然的にひとつなくなります。
これがついていないとジッパーの持ち手(?)が飛び出してしまうので、
代役をセロハンテープでやってみました。
切った切り口あたりにセロハンテープをくっつけます。
このあたり
ぺったんぺったん。こうすれば持ち手がつるーっと行きません。
いい具合です。
これでジッパーの準備はできたので、
次にマスクの準備をします。
ということで、印をつけたところを目印に
マスクを切っています。
ちょきちょき
●不器用は楽しい
どっちとも準備ができたので、
長さがあっているか確認します。
ちょっと長いですね。
こういう風にちょっと長い場合は、
左の余ってしまっているひらひらを切りましょう。
すごく簡単ですね。
オッケー
●粗い縫い目をマスクに
それでは縫っていきましょう。
不器用なので、出来上がりがとても楽しみです。
糸ですが、もちろん白を使いましょう。
より他人に気づかれにくくなります。
白だとほんとにわかりにくいですね。
片方ができました。これぞ、The 不器用。
こっちもできました。
えー、すごいですね。
すごく粗く縫いました。
しかし、外からはほとんど見えないので
几帳面な方はもっと丁寧に縫っていただいていいですし、
私のようにできればなんでも同じ理論を持っている方々は、
ぱぱーっとやっちゃってください。
簡単に言うと個性が出る部分です。
なので、このマスクが普及したら
「手作りマスク占い」などが流行ると思います。そしたら本を出しますね。
ちなみに、他人から見たマスクの面はこうなっています。
ふつうのマスクにしか見えませんね(多分)。
ふつうのマスクですよね。
多少糸が見えていたりしますが、遠目から見れば大丈夫でしょう。
そういえば、持ち手部分ですが
三種類ともどもなかなか違います。
まず、白ですが
ごくごく一般的なデザインですね。
この部分も白でさらに見えにくくしています。
そしてピンク。
わっかになっています。
これは開け閉めしやすいですね。
さらに、ピンクで女性向けかと。
でも、他人へのわかりにくさ(カモフラージュ率)は下がります。
次に渋い抹茶。
なんだか金色で高級感が漂います。
さらにデザインもアンティーク風になっていて、
すごくきれいです。
カモフラージュ率を考えなければ最高のジッパーです。
ちなみに、抹茶色はカモフラ率を考えていないので
外側にジッパーを付けました。
そして、3つ完成したので3つ並べて撮影してみました。
こんな感じでどうでしょうか。
こうやって見ると、真ん中のすごいですね(笑)
あれは裏返っているんじゃなくて、
こっち側に付けたんですよ。わざと。
ということで、これらで本当に食事ができるのか次のページで検証してみました。
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