シャー芯×電子レンジ

この前なんとなく思い出した。

ずいぶん前に、トリビアの泉かなんかでやってたような気がするような。

 「シャーペンの芯を電子レンジに入れると光る」、へぇ、みたいなやつだった気がします。

うろ覚えですが、自宅でやってみました。

（ちなみに、シノハラはアホなので、ろくな下調べもせず、衝動のみでこの企画を実行しました。今考えると、後悔の航海です。）

さて、ではさっそく。

黒槍を　皿にセットし　いざ行かん

僕はナメていた。本当はこの時、一句詠んでる場合じゃなかった。

何も知らない愚かな僕はあたためスタートのボタンを押した…！！

開始からわずか二秒、それは起こった。

ヴォン！！と、ライトセーバーのような音の直後、

ズビビビビビ！！！という、マンガでしか聞いたことのないような効果音！

レンジの中では電光やら炎やらでものすごいことになっていたッッ！！

うああああああああ！！！！！

２００８年、世界は、核の炎に包まれた！！

バリバリバリ！！うおひゃあああああ！！！

エネル様ぁぁぁ！！！（？）

「このまま続けるとレンジが吹き飛ぶ」

そう直感した僕は開始１０秒でストップさせた。

レンジを開けると煙が。

電光に　折れし黒槍　ものいはず 

皿、こげてました。

本当にびびった。「光る」なんてもんじゃない。

炎上してたし。

まず音のでかさにびっくりです。

瞬間、爆発したのかと思いました。

レンジが壊れなくて本当によかった。

皿はこげましたが。

このメカニズムは　電子レンジにはマグネトロンという
放電管がありまして　そこからマイクロ波が照射されます
シャーペンの芯　グラファイトはπ電子を持っていまして
π電子がマイクロ波によって振動を行いますが
要するに
確かにシャーペンの芯は
電子レンジで加熱すると光ります
（引用…トリビアの泉）

終わった後で調べてみました。７３へぇでした。

プラズマ発光というらしいです。

僕みたいな人の為に、

「本来　電子レンジは食品を温めるためのものであり
今回の実験は非常に危険なので絶対に真似しないでください」

とも書かれていました。真似しました。すいません。

下調べを行わないで実験することの危険さを学びました。

やっちゃいけない事って、やってみて初めてわかるんですね。皮肉なもんです。

マジで一瞬「死」すら感じたし。

最初光った時はきれいだと思いましたが、とんでもない。

ありゃ悪魔です。

今度から実験の企画やる時はよく下調べしてからにします。