決戦！実録！ヨドバシカメラのお年玉箱を買ってみた
2012-1019
ジャンル: 
作者： クロカン
みなさま、あけましておめでとうございます。２０１３年の幕開けとなりました、いかがおすごしでしょう。
久しぶりのクロカンでございます。
２０１２年はあっという間に終わってしまいましたが、「楽しい時間ほどはやくすぎる」といいます。それほど充実していた一年だったと改めて振り返ってみると感じますね。
さて私は以前よりウルトラブックというものに興味を持っていまして、買おう買おうと思いつつ踏ん切りがつかなかったわけです。
いまや誰もが知っているMacbook airなんてものが安価で手に入るようになったおかげで、モバイルPCユーザーは選択肢が広がりました。
しかしながら使用用途が明確でないユーザーにはかえって混乱をもたらしているという現状もあるのです。
何を隠そう私もその中の一人でありまして、最近外出先で作業をしなければならないことが増えたため、購入を検討していましたが、メインの用途としてはネット・MicrosoftOfficeくらいなものです。
さらに、iPadやタブレットも低価格で市場に並ぶようになり、ライトユーザーには嬉しい選択肢となっています。
ネットサーフィンをするだけならタブレット助ｪですが、文字を打ち込む用途が多いのでやはりノートPCにせざるを得ない私のニーズではこちらは不適格でした。
秋吉にアドバイスを貰った結果１３インチのものという基準が加わり、バッテリーが７時間以上、重さ１．５キロ未満と条件がまとまっていきながら、様々な商品を検討していき、最終的にMacbook airかASUSのZENBOOK ux31aに絞込みました。
個人的にはi7搭載で高スペックかつ安いという後者に惹かれていたのですが、１２月中旬での最安値が７万円近くとなっており、数ヶ月前に底値がついていた６万円と比べると大幅な値上げ感が否めず、購入の踏ん切りがつきませんでした。Macbookも割高感があり、Macである必要もないためなかなか決められません。
お正月の初売りで近くのヤマダかコジマで安くなったのを買えばいいかと考えていました。
そんな時に舞い込んできたのがヨドバシカメラお年玉箱の知らせでした。
お正月の恒例であります福袋ですが、毎年大手家電量販店では元旦より販売を開始しているとのことで、ネットで情報収集した結果、ヨドバシカメラのお年玉箱（福袋のこと）がお得であると判明しました。
去年は大当たりとされ話題を集めた「海外ノートPCの夢」や「国内A4ノートPCの夢」、はたまた時計やキッチングッズなどのお年玉箱が今年も用意されておりますが、私が目をつけたのは「国内メーカーウルトラブックの夢」で５万円也。
国内メーカーと限定されてしまっているので先に上げた２つは間違いなく入っていませんが、国内メーカーともなれば値段も高く安心して使える製品であること間違いなしであるため損はしないだろうと見込んでいました。
そんな最中、去る２０１２年１２月２０日９時よりヨドバシカメラ.comで数量限定先行販売が行われるということで、寒い中並ばずに買えるとあって意を決してチャレンジしたもののライバルが多すぎて
アクセスすらできないという大敗北を喫し、いよいよ元日の決戦に向けて引くに引けないという状況になってしまいました。
時は過ぎて大晦日、ヨドバシカメラはいくつか店舗がありますが無難に新宿を攻めようということで新宿に決定しました。友人２人を含めた３人で決戦に向かいます。
並ぶ場所を間違えたら大変な徒労ですので、営業時間中に本店に電話で確認したところ「マルチメディア館になります」との返答でした。
私はこれを「西口本店ではお年玉箱を販売せず、東口のマルチメディア館での販売になります」と捉えてしまいましたが、西口にもマルチメディア館があるらしく、勘違いをしてしまいました。東口でも販売があったからよかったものの、一歩間違えればとんでもないことになっていました。来年並ぶ方は気をつけてください。
私はというと新宿まで少し時間がかかりますので、結局年越しは電車の中でという寂しい状況。初詣に向かう人達なのか、はたまた福袋に並ぶ人達なのでしょうか意外にも車内は人が多くみられました。
そんなこんなで新宿に着いたのは年明けて１時でしたが、さすがは眠らない街と言われるだけあって活気づいていました。
私達が並んだのは東口店ですが、中国人５人ほどしかいなかったため余裕を持ってお店で暖を取ろうと決断しましたが、HUBはもはや異国の地かと思うほど外国人で溢れており断念、サイゼリヤに腰を据えました。
低価格で庶民派なコンセプトで相変わらず繁盛しており、私たちの後から来た人たちは並ばなければならいほど。
普段はサイゼリヤ名物１０００円のマグナム白ワインしか飲まない私達もオシャレかつ贅沢に１５００円のスパークリング・ロゼを注文して新年の抱負などを語り合いつつ時間が経つのを待ちます。
２ちゃんねるで情報を集めつつ（大半は嘘）、
「アキバ５００人並んでる！」 「札幌もう諦めだな」などという書き込みに疑問を抱きつつも焦りを覚え３時には並ぶ場所に戻りました。
近くのコンビニでダンボールを拝借し（店員の許可を得ています）、それをシート代わりに敷き新聞で寒さをしのぎました。
ヒートテックなど六枚を着こんでいたためそれほど寒さを感じるということもなく、友人もいたのでそれほど苦ではありませんでしたが、なかなか堪える正月になったのはいうまでもありません。
前に並んでいる中国人が増殖しないかと心配していましたが、案の定ゾロゾロと増えだし、かと思えばどこかへ消えていきと彼らの行動は卵ｪできませんでした。改めて思ったのは中国人の民度の低さ。
これは私達が当たり前と思い込んでいる文化に適合していないからという、あまりにも自分勝手な意見なのはわきまえておりますが、まあひどいものでした。そしてうるさい。
隣に並ぶ日本人とは他愛もない話でお互いに警戒心を解き、居心地のよい空間づくりを行いました。これぞ日本人なのでしょうか、私は日本の文化が大好きです。今やこのような福袋には必ずといっていいほど中国人が群がります。
切っても切れない、しょうがないと受け入れるほかないでしょう。余談ですが、帰り道に福箱や福袋などが路上に大量につまれているのを目撃してしまいました、これらは転売されるのでしょうか・・・。
新宿西口の本店でも販売しているということで、トイレに行くついでに偵察することに。トンネルを通過し西口にいき周囲を見回しつつふらつくものの西口本店を見つけることができずじまいでした。おそらくかなりの数が明け方前から並んでいたことでしょう。
並び始めてから３時間、あたりも明るくなりだしたころ「整理券配布開始」や「割り込み防止券配りだした」という情報がTwitterにも流れ始め、そろそろ動きがあるかとャ純ワしているとヨドバシカメラのハッピを着た店員がチラシを配り始めました。
他のグループから「整理券まだですか」との声が上がるも、まだの模様。
７時を過ぎたあたりでついに店員から「ただいまより整理券を配布します」とのアナウンスがありました。
私の友人は密かに海外ノートPCを狙っていましたが、開始１分もしないうちに売り切れと言われてしまいました。
中国人たちがすべて買い占めたようです。
順番的には１０番目くらいでしょうか、私は目論見通り「ウルトラブックの夢」の整理券を受け取りましたが、番号はなんと１番！それほど人気はなかったのでしょうか、複雑な気持ちでした。二人の仲間はというと「オーディオの夢」１万５千円也、「Androidタブレットの夢」９８００円也を購入していました。Androidタブレットの整理券番号は４番で、後ろのグループで販売を終えていました。
おそらく新宿東口店では基本的に５台しか用意されていないようです。
各々欲しかったものを購入することができ、早く中身を確認したいという衝動に駆られマックにてコーヒーで冷えきった体を暖めつつ、開封式をおこないました。
さっそくですがAndroidタブレットは
acerのiconia A200 <と、本人的には満足のようです。他には
Eee pad TF101-WiMAXがあり、この２つのうちどちらかが入っているようでした。９８００円であることを考えれば、良い買い物ができたのではないでしょうか。余談ですがこれを購入したことにより、布団からでることなく正月を終えたと報告を受けました。
またオーディオの中身は・・・忘れてしまいましたがKENWOODのコンポとイヤホン（５千円相当）×２、iriverのプレーヤー（１万円相当）と、こちらもまた良い買い物ができたようです。コンポが欲しいと言っていた彼にはこれ以上ないものとなったでしょう。
さて私はというと、富士通のウルトラブックでした。機種は
UH55/Hとなっており、最安値が5万5千円ほどですのでまあ得はしたけども・・・うーん、なんとも言えません。しかもHDD搭載とは、SSDだけで助ｪだと思っていた私にはいらぬ僥倖でした。寒い中並んだのに見合った中身とはいえませんでした。通販で買った方にはいい買い物かもしれませんが、正直がっかりです。
ネットでも報告があがりだし、結果的にオーディオ、タブレットが大当たりとなったようです。タブレットは３万円でiPad４が手に入ったようで、たしかにいい買い物ですね。
私もタブレットにしておけばよかったなあというのが本音です。
帰り道の記憶は眠気でほとんどありませんでしたが、家でダラダラ寝てるよりはよかったのかなと無理やり自己を納得させ、このウルトラブックを使い倒してやろうと思います。
余談ですがこのケースを探していて、なにかいいものがあれば教えてください。Macbook Pro１３インチのものなら入りますので、ぜひお力をかしていただければ幸いです。
それではまた、ちかいうちに。
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